「国民の権利擁護」という使命を果たすために
司法書士の皆さま
大阪司法書士政治連盟は、我々司法書士の権益を代表し、国民の権利保護に寄与する職責にふさわしい法律実務家としての地位を確立することを目的として、昭和45年(1970年)5月に全国に先がけて結成されました。
現在に至るまで、国会議員の先生方のお力添えもいただき、幾多の法改正運動により、着実に司法書士制度の発展に実績を上げてまいりました。平成15年の司法書士法改正では、簡易裁判所での訴訟代理権を取得することができ、令和元年の司法書士法改正においては、以下のとおり使命規定が設けられました。
(司法書士の使命)
司法書士法 第一条 司法書士は、この法律の定めるところによりその業務とする登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、もつて自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする。
今後、我々司法書士は「法律事務の専門家」として国民の権利擁護という使命を果たしていかなければ
なりませんが、具体的な社会問題(代表的な例として、相続登記未了土地・空き家・所有者不明土地問題等)
に対応し司法書士の関与を深くしていくためには、更なる司法書士法及び関連する法律の改正等が必要です。
当政治連盟は、国会議員を中心とした政治家の先生方と共に、国民の期待に十全に応えうる
次なる新しい「司法書士像」をめざして、これからも活動してまいります。
皆様の更なるご支援とご協力をよろしくお願いいたします
会長 中谷 豊重